○ねこは習慣の動物です。
ねこはテリトリーをとても重視する生き物です。室内で飼っている場合、その猫のテリトリーは家の中
となります。
外出するのは、ねこの習性ではなく「習慣」なので、猫は家の中に十分なエサがあり、安全でストレス
が発散できる生活環境があれば、室内で十分に満足して暮らすことができるのです。
☆室内環境を安心できるものにしましょう
・上下運動ができるような ねこタワーなどがあるとよいでしょう。
・お気に入りの場所に安心できる居場所を確保してあげましょう。
・ねことしっかり遊んでん信頼を深めましょう。
( 飼い主さんが遊んでくれる室内は、ねこにとって安心で楽しい場所になります。 )
・室内飼いの基本は、トイレのしつけです。
( ねこが安心できる場所に専用トイレを用意してあげると、比較的簡単に覚えてくれます。)
○室内飼いのメリット
☆伝染病の最大の予防は室内飼いです
風邪ウイルスや猫エイズ、猫白血病など、他の猫や動物との接触による感染を防ぐことができます。
また、猫はスズメや小鳥などの野鳥をはじめ、ネズミやトカゲなど、様々な動物を捕まえる習慣が
あります。
それらの動物には、非常に高い確率で寄生虫が潜んでいる事が多いのです。
室内飼いにすることで、寄生虫などに感染するリスクを無くすことができます。
☆交通事故や、猫の家出・迷子の防止ができます
現代のような車社会において、猫が車などと接触事故を起こす可能性は非常に高く、それに伴い
致死率も非常に高くなっていますので、怪我・事故の可能性を防ぐことができます。
また、外出時に、他の猫とケンカなどをして逃げる際に、帰り道がわからなくなり迷子になってしま
うなどの、トラブルを防ぐことができます。
☆近所とのトラブル防止ができます
世間には猫が好きでない人や猫アレルギーの人がいます。
また、たとえ猫が好きであっても敷地内をトイレにされたり、居すわられて頻繁に鳴かれたりするの
を嫌がる人もいます。
無用なトラブルを防ぐようにしましょう。
☆望まない繁殖による〈不幸な命〉をつくりません
不妊・去勢手術により繁殖制限に努めましょう。
町では、猫・犬の避妊・去勢手術費用の一部補助を行っておりますので、ぜひ、補助制度をご活用ください。