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2024年10月18日 更新
町内で「ナラ枯れ」が発生しています。
ナラ枯れは、ブナ科樹木にカシノナガキクイムシがナラ菌を媒介することによって、枯死させる樹木の伝染病です。

「ナラ枯れ」とは?

 ナラ枯れ(正式名称:ブナ科樹木萎凋(いちょう)病)は、ナラ類やシイ・カシ類等のブナ科樹木に体長4.5mm〜5mmの昆虫カシノナガキクイムシが穿入孔を開けて入り込み、ナラ菌を媒介することによって枯死させる樹木の伝染病です。
 特にナラ類のミズナラ及びコナラの大径木に集団的な枯損が起きやすく、被害が大きくなる傾向にあります。それ以外のクヌギ等のナラ類やシイ・カシ類は、部分枯れに留まることが多く、枯死することは少ないです。木の中で越冬した幼虫が6月頃に羽化し、周辺のブナ科樹木に拡散するため、ナラ枯れの被害が急拡大することがあります。
 ナラ枯れ被害により枯死した木は、落枝や倒木の危険性があり、人身被害や家屋の損壊、道路や電線等のインフラ設備への被害が他県では確認されています。

ナラ枯れ被害木の特徴

・6月下旬ごろから9月にかけて急にしおれ、紅葉の時期でもないのに赤褐色や茶色に変色します(枯れます)。一部の枝だけが枯れる場合もあります。
・12月以降になっても、枯れた葉が落葉しません。
・幹にカシノナガキクイムシが穿入した直径1.3mm〜2mm位の孔がたくさんあいており、特に根本に多いです。
・穿入孔からたくさんの粉末状のフラス(木くずと虫の排泄物が混じったもの)が出て、根本や樹皮に積もっています。

塩谷町の対応

 塩谷町はナラ枯れ被害木のある土地所有者が、自ら駆除を実施する場合に費用を補助する「ナラ枯れ被害木伐採推進事業費補助金」を整備しています。補助金は塩谷町産業振興課林務担当によるナラ枯れ被害の認定を受けた上で、事前申請が必要になります。ご利用を検討される方は産業振興課林務担当にお問い合わせください。

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