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2018年4月24日 更新
佐貫観音
高さ64mに及ぶ一大岩塊で、国の史跡に指定されています。
佐貫観音

鬼怒川沿岸にそびえ立つ高さ64mにも及ぶ一大岩塊。岩面に大日如来磨崖仏があり、弘法大師一夜の作と伝えられています。岩の上部には奥の院大悲窟があり、中には貴重な宝物が納められ、62年に1度開帳。大正15年2月に国の史跡に指定。
また、岩頭北側には古風な亀の子岩があります。自然現象か人工産物か、珍しい姿をしています。

岩面に彫られた大日如来の画像

岩面に彫られた大日如来

佐貫石仏について

ここ鬼怒川左岸にそびえる大岸壁は、石英粗面岩で岸壁の中腹に線刻されている石仏が智拳印を結ぶ金剛界の大日如来坐像である。
風化がすすみ石仏の全体像を拝むことは困難になっているが、像高は約18.2メートルの巨像であり顔面の長さは約3メートル幅約1.64メートルである。

造像年代については、石仏の右肩上に奥の院、または大悲窟とよばれる小洞窟があるが、この奥の院がご開帳された明治12年(1879年)にここから銅版阿弥陀曼荼羅(昭和62年12月栃木県文化財に指定)が発見されているが、この曼荼羅の裏面に「下野国氏家群讃岐郷巌堀修造事勧進沙門満阿弥陀仏大檀那右兵衛尉橘公頼 建保五年丁丑二月彼岸第三日 金銅仏奉掘出畢」とあり「巌堀修造」と石仏の製作が何らかのかかわりがあるとするならば、建保5年(1217年)に近い年代に石仏も造像されていたと推考される。

なお、「橘公頼」は宇都宮朝綱の三男であり「氏家郡」という郡名はないが氏家二四郷を氏家郡と私称していたのかも知れない。

また、この奥の院は六十二年毎に一度開帳されてきたとつたえられている。

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